装備を買って雪の蓬莱山に再挑戦
琵琶湖の北にそびえる比良山系の蓬莱山、日本海からの冷たい湿った風が大量の雪を降らせる。深く積もった雪に歯が立たず、先週は途中でUターン(>_<)
10本爪のアイゼンとスノーポールなど、雪山歩きの装備を買って再挑戦。
はるかに見える蓬莱山、このあたりからなだらかな尾根道になるのだが雪は深い。
踏み跡を慎重に選びながら進む。時折ズボッと踏み抜いた穴が残る。
風もなく穏やかな林の中、枝先には新芽が出番を待っている。
陽が差すと、白いキャンバスに自然のオブジェが映し出される。
既に季節は春・・・溶けだした雪が所々クレバスを作っている。
振り返ると、西には比叡山が霞んでいる。
東に山頂が見えてきた。
琵琶湖に向かって深く切れ込んだ絶壁・・・雪崩よって崩落が進んでいるようだ。
柔らかな曲線が美しい・・・これも大自然のアートだよね(*^_^*)
小女郎ヶ池で昼食。冬山の名残を楽しもうと、たくさんのハイカーがやってきていた。
ここで和カン(輪カン)というカンジキに履き替え・・・昔ながらの雪山歩きの道具が意外と重宝されている。これだと柔らかな新雪の上でも歩くことができる。
琵琶湖に向かって張り出す絶壁を覗き込み、
見上げる山頂の雄大な景色に見とれ、雪山を満喫・・・なにより天気に恵まれた。
ようやくたどり着いた蓬莱山の山頂は、琵琶湖バレーというスキー場。
ゲレンデに作られたジャンプ台では、スノーボードの若者が大空にジャンプ! 琵琶湖に向かって飛ぶ・・・というのが魅力なんだろうね(*^_^*)
スキー場の横を通るのは山ガール山ボーイたち・・・一世代上だよなぁ~(^_^;)
未熟者にも雪山の魅力を堪能させてくれた天候に感謝感謝!
坂本 洋
| 固定リンク
コメント
無事に生還出来て良かったです~♪
暖かくなれば、雪崩の心配が出てきて、自然は一刻一刻変化していて、生き物だ!と思ったことがあります
投稿: 空 | 2015年3月 1日 (日) 10時19分
たまたま好天に恵まれましたが、山の天気は変わりやすいので無理は禁物ですよね。
確率的に言えば、交通事故に会う方が山での遭難よりはるかに高いのでしょうが・・・(^_^;)
投稿: 坂本 洋 | 2015年3月 1日 (日) 12時55分