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2015年4月12日 (日)

映画“小さき声のカノン”と鎌仲ひとみ監督

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大震災と原発事故から4年が過ぎ、アベノミクスに浮かれる世間では、気分はすっかり“脱『脱原発』”・・・。

けれどもマスメディアからは隠せても、放射能は消え去るわけはなく、いままでも今もこれからも、未来永劫放射性物質は垂れ流し・・・。

小さき声のカノン”・・・被爆から子どもたちを守ろうと必死なお母さんたち・・・生まれ育った故郷から断腸の思いで避難した人、不安におびえながらもとどまった人・・・それぞれの生き方を選択した、小さな人々の声を丹念に拾い続けるドキュメントが熱い。

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お寺で保育所をする佐々木さん夫婦・・・“賽の河原の石積み”のような“除染”に、黙々と励む住職の夫。妻は、三人の子どもの被爆を心配しながらも、せめて「食べるものだけは安全なものを」と、保護者の母親たちと“ハハレンジャー”を結成して、全国から送られてくる野菜を配る日々が続く。

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自主的に避難した人にはお金は出さず、帰還するなら90万円・・・『復興』という名のもとに、高線量被爆地への帰還圧力が強まる。

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チェルノブイリに飛んだ鎌仲監督は、国ぐるみ、地域ぐるみで子どもたちの被爆に取り組む様子に心打たれる。

国が子どもを守らないなら、自分たちで守るしかない・・・放射能と風評・・・見えない恐怖におびえながら、懸命に生きる“小さな人々”。そんな人々にしっかりと寄り添う鎌仲ひとみ監督渾身のドキュメント。これはぜひとも多くの人々にご覧いただきたい。せめて「福島を忘れない」ためにも・・・。

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チェルノブイリで被爆した子どもたちの成長記録から、一時的にでも“転地療法”が大きな効果があることがわかってきた。

国がやらないなら、私たちで! 「日本でも、誰でも気軽に保養できるための基金を設けたい!」と決意を語った鎌仲ひとみ監督・・・素晴らしい女性だ。

坂本 洋 

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コメント

こんな監督が居たことが堪らなく嬉しいです!
虚しいキャンペーンに目をそむけたくなっておりました(-.-;)

投稿: 空 | 2015年4月12日 (日) 07時46分

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