一目百万本のツツジ・・・葛城山は燃えていた
大和盆地の西にそびえる葛城山、この時期は山頂付近のツツジが一斉に花開き、“一目百万本”と称される。山火事と間違えられたとの逸話ものこるほどの真っ赤な群生に、ただただ圧倒されるばかり・・・。
久しぶりの山歩き、新緑とツツジを求めて大和葛城山へ。ロープウエーが早朝からピストン運転・・・もちろんみなさんツツジがお目当てだ。
静かな山道を、新緑に包まれながら歩く。ウグイスがやかましいほど鳴いている。
登りつめると一気に人が多くなる。ハイカーに観光客、さらには中学校の遠足も・・・。
時折雲に隠れるが強い日差しは早や初夏・・・青空に真っ赤なツツジが映える。 これが“一目百万本”のツツジ。 何とも豪華な赤い絨毯だ(*^_^*) 遙かにそびえるのは金剛山。冬場に霧氷を求めて登った山だ。平日とあって、さすがに若いハイカーは少ないが、ツツジに負けずに元山ガールもカラフルないでたち。 花に包まれて一杯・・・最高だろうねぇ~。車で来ているのでぐっとガマン(^_^;) 満開のツツジの下に、ひっそりと咲く妖精のようなカタクリ・・・最も好きな花の一つだ(*^_^*) 満開の時期と晴れと休みがそろうのはめったにないこと・・・存分に燃える山を体感させてもらった。
坂本 洋
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コメント
素晴らしいですねぇ

葛城山というのは葛城王のゆかりの山でしょうか?全部同じ種類に見えますけど、植栽したものでしょうか?それとも当地の高柴山のように同じ種類だけが残ったのでしょうか?興味深いです
投稿: 空 | 2015年5月 9日 (土) 08時25分
歴史には全く疎い私・・・葛城山の由来はわかりませんが、奈良盆地の西にそびえる葛城・金剛山系が信仰の対象になったことは確かなことではないでしょうか。
ツツジは、山が荒れたのを見かねた地元の人々が長年に渡って植樹・育成してこられたものだそうです。
投稿: 坂本 洋 | 2015年5月10日 (日) 06時34分