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2015年9月 7日 (月)

雨読で「医者 井戸を掘る」・・・中村哲さんに改めて感動

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秋雨前線の影響で一日中雨・・・雨読で『医者 井戸を掘る』を読んだ。先日箕面市で行われた講演会の感動が蘇ってきてウルウル(>_<)

1984年パキスタンに派遣された中村哲医師は、国連や政府支援の欺瞞性に嫌気がさし、自らアフガン難民支援の事業を立ち上げる。

2001年、世紀の大旱魃(かんばつ)に見舞われたアフガニスタンでは医療支援以前に水が必要・・・医者が井戸を掘り用水路を再生。

当時は、バーミヤンの仏跡を破壊したタリバン政権へのバッシングが世界中で燃え盛っていた・・・「仏跡破壊についても、言いたいことがあった。『偶像崇拝』で世界が堕落しているのは事実なのだ。『偶像』とは人間が拝跪(はいき・・・ひざまずいて拝むこと)すべきでないものの意である。

アフガニスタンの旱魃が地球温暖化現象の一つであれば、まさに人間の欲望の総和が『経済成長』の名の下で膨大な生産体制を生み出した結末であった。さらに、打ち続く内乱は、世界戦略という大国の思惑と人間の支配慾によるものである。そして、世界秩序もまた、国際分業化した貴族国家のきらびやかな生活を守る秩序以外のものではなかろう。

かくて、富と武器への拝跪・信仰こそが『偶像崇拝』であり、世界を破壊してきたと言えるのである。

この意味において、タリバンの行動―偶像破壊を非難する資格が日本にあると思えなかった。平和憲法は世界の範たる理想である。これを敢えて壊つ(こぼつ)はタリバンに百倍する蛮行に他ならない。

だが、これを単なる遺跡として守るだけであってもならぬ。それは日本国民を鼓舞する道義的力の源泉でなくてはならない。それが憲法というものであり、国家の礎である。

祖先と先輩たちが、血と汗を流し、幾多の試行錯誤を経て獲得した成果を、『古くさい非現実的な精神主義』と嘲笑し、日本の魂を売り渡してはならない。戦争以上の努力を傾けて平和を守れ、と言いたかったのである。」(著書より引用)

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「『安保法案』は海外で活躍する日本人を守るため」とうそぶくアベ政権、最も危険な地域で活動する中村医師たちを守っているのは憲法九条に象徴される「平和国家ニッポン」というナショナルブランド。

それを姑息な手段で葬り去ろうというアベノクーデターに対する抗議の声は高まる一方。昨日はSEALDsによる新宿ホコ天ジャックで12000人が「アベは辞めろ!」の大合唱。行きたかったなぁ~。

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「柵も警察も要らないネ」って、ホントそうだよね(*^^*)

高校生によるT-ns SOWLは「裸の王様だーれだ / アベだ!」

坂本 洋

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コメント

中村哲さんのこと、ペシャール会のこと、もっと知りたいと思いました…この本を読んでみます(^_^)v

投稿: 空 | 2015年9月 7日 (月) 08時35分

空さん
私が最も尊敬する人です。
中村哲さんの本は図書館にもあるはず。ぜひ読んでみてください!

投稿: 坂本 洋 | 2015年9月 7日 (月) 10時57分

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