« 関西電力と無理心中はお断りだ! | トップページ | 荒汐部屋の豆力士たち »

2016年3月11日 (金)

大震災と原発事故から5年・・・「復興」とは「忘れること」ではない

Images

東日本大震災から5年が経った。連れ合いから友人の熊野以素さんに、豊中市議をバトンタッチするための選挙準備に追われていた私、事務所でパソコンに向かっていた最中の出来事だった。

突然身体がゆらゆらゆれた・・・めまい? 一瞬自分の体を疑ったが、それほど大きなゆっくりとした揺れは、まもなく東北地方を襲った未曾有の巨大地震と分かった。

テレビでは、信じられないほどの大きな津波が川を遡り、次々と橋や車を、田んぼや町を飲み込んでいく様子が映し出され、呆然と見続けるばかりだった。

東日本大震災は、1995年の阪神大震災を思い出させた。当時住んでいた借家が半壊するほどの大きな揺れに襲われ、とっさに寝ていた娘の布団の上に覆いかぶさるほか何もできなかったことを思い出す。

130026831545116432057_5

経験した大地震と決定的に違うのは、原発事故が加わったこと・・・巨大津波は福島第一原発をも飲み込み、全電源喪失で原子炉が冷却できなくなっていたことが分かったのは後のことだった。

何とか原子炉を冷やさなければならない・・・自衛隊のヘリによるしょぼい放水を、固唾を飲むように見続けたこと、今も脳裏に焼き付いている。消防の放水が奏功し、何とか水蒸気爆発で原子炉が吹っ飛ぶのを防げたのは、全くの幸運だったとしかいいようがないのだ。

融け落ちた核燃料は、原子炉の底を突き破り地中にめり込んだまま・・・どうなっているのか全く不明なのだ。

辺境の地震列島に住む私たちは、地震や噴火から逃れることはできない。せいぜい被害を小さくする工夫をこらすだけ。しかし、原発事故は決して起こしてはならないこと・・・これだけは骨身に染みたはずだが・・・まだ5年しか経ってないのに、世間では早くも「脱『脱原発』」。

「経済成長のためには原発再稼働が必要」という安倍政権は、原発を推進しようという・・・これだけは決して許してはならない。

絶対に安全な原発などありえないし、放射性廃棄物の最終処分も、核燃料サイクルも全て棚上げしたまま・・・命と金を天秤にかけるようなことはまやかしだ。

「復興」とは忘れることではない。原発事故を決して忘れないこと・・・そうだよね!

坂本 洋

|

« 関西電力と無理心中はお断りだ! | トップページ | 荒汐部屋の豆力士たち »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/134196/63329091

この記事へのトラックバック一覧です: 大震災と原発事故から5年・・・「復興」とは「忘れること」ではない:

« 関西電力と無理心中はお断りだ! | トップページ | 荒汐部屋の豆力士たち »