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2016年9月30日 (金)

生徒が教え合う“学び”を実践する高槻第10中学校

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全国学力テストの結果、大阪府が小・中とも全国平均を下回ったと・・・。こういうニュースの後には、必ずあの“冴えないおっさん”が出てきて学校や教師の悪口をいうのだが、昨夜のNHKテレビでは高槻第10中学校の‟学び”の取り組みを紹介していた。

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黒板を背にした教師が一方的に生徒に教えるのではなく、少人数のグループに分かれて問題を話し合う。その中では、分かる生徒が分からない生徒に教える・・・教師は質問を受けた場合にアドバイスを行うだけで、生徒が中心の授業が行われていた。

一斉授業では、分からなくてもいちいち手を挙げて質問するわけにはいかない。グループなら、「ここわからへんねんけど・・・」と気軽に聞ける。教える生徒にとってはより理解を深めることにつながり、分からなかった生徒は、「あ、そうやったんかんか!分かったわー」と・・・「背伸び」と「ジャンプ」が起こる。

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教育学者の佐藤学さんが提唱する‟学びの共同体”づくりという取り組みで、学校だけでなく地域社会を含めた教育改革として20年前から静かに実践されている。

連れ合いが市議をしていた10数年前、地域で学びの取り組みを続ける元教師に教えていただいてこの取り組みを知り、シンポジウムを開いたことを思い出す。

児童生徒の学力は、都道府県単位で比べて教師バッシングをしても意味がない。家庭の格差が広がり、勉強したくてもできない環境に置かれている子どもたちがいる・・・そんな教育環境の差という側面もあるわけだ。

大阪府内でも、そんなしんどい子どもたちに寄り添い、支える活動を続けている教師や元教師もいる。そんな地道な取り組みを無視して、テスト結果の公表で学校間競争によって学力を上げるって、無茶苦茶な話だ・・・(>_<)

佐藤学さんといえば、SEALDsと連帯する学者の会の代表でもある。憲法学の重鎮、樋口陽一さん、教育学者の佐藤学さん・・・日本を代表する知識人が、いま安倍政権に異議申し立てをしている。それは「反知性主義」に対する闘いでもあるのだろう。

坂本 洋

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