「話がちがうじゃないか!」と安倍首相、TPPも諦めた?
ほとんど誰も予想できなかったトランプ氏の当選を受けて、大慌ての世界各国・・・特に日本の安倍政権は、アメリカの世界戦略が激変する可能性に見舞われ対応に苦慮しているようだ。
大慌てで電話会談をし、17日には訪米してトランプ次期大統領と会談することになったが・・・。
「TPPからの脱退」を公約に掲げているトランプ氏に対し、アメリカ大統領選挙前に強行可決しようとするほどの前のめり・・・昨日の参議院での審議においても、米大統領選のトランプ氏勝利でTPP発効が「厳しい状況になってきたことは率直に申し上げて認識している」と・・・ほとんど諦めた?
トランプ氏は米国メディアとのインタビューで、メキシコとの国境に壁を築くことや、大統領就任後に米国に居住する不法移民を強制送還する公約を守ると述べた。その数は約300万人に上る可能性もあるという。
フィリピンのドゥテルテ大統領と同様、強権政治で支持率を高める劇場型政治が予想される。
一方で、経済人として企業減税や雇用増大で国内景気を上向かせる・・・その財源は世界中に展開する米軍駐留経費削減・・・つまり日本に大幅な負担を求めるということだろう。既に「世界一居心地のいい在日米軍基地」なんだけどね( ̄▽ ̄)米中関係も画期的展開が予想される。アメリカと一体になって中国の海洋進出封じ込めにのめり込んできた安倍政権は、ドゥテルテ・トランプ・習近平接近で根本的戦略見直しに追い込まれるかも?
小賢しい側近たちは、火事場泥棒的に自衛隊の国軍化・核武装をひそかに望んでるのかもしれないけど・・・いずれにしてもひどい時代になってきたもんだ(>_<)
坂本 洋
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