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2016年12月18日 (日)

映画『さとにきたらええやん』の上映と荘保共子さん講演会は大盛況

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大阪の西成“釜ヶ崎”に、『子どもの里』と呼ばれる施設がある。それぞれの“しんどさ”を抱えた子どもたちが集い、遊び、学び、家に帰れない子どもたちはここで寝泊まりする。

「豊かな国ニッポン」の中で進む貧困・・・映画はそんな「出来れば見たくない」光景を描くドキュメント。

幼い子どもから中学生、さらには高校生まで異年齢の男女が生活を共にする大家族。喧噪があり、喧嘩も絶えることがない・・・そんな最前線に向き合うスタッフの御苦労は大変なものだ・・・。

しんどい子どもの背後には、しんどさを抱えた保護者がいる。そんな家庭に出向いて「家族会議」に加わるスタッフも・・・。

戦場のような混乱の中で、丁寧な暮らしのリズムを通じてある種の安定が生まれ、子どもたちは成長していく・・・やんちゃな中学生が、高校生になって自らの夢を語り、「さと」が家になっていた高校生の少女の就職が決まる・・・ハンカチでは足りないなぁ~(>_<)

釜ヶ崎の片隅で、地域の人々に支えられながら暮らす子どもたち・・・そんな子どもたちがリヤカーに毛布や温かい食事を積んで「夜回り」に。路上で生活する人々に声を掛け、会話を交わすことで生まれるコミュニケーション・・・排除の論理がまかり通る世の中に、子どもたちのすなおなコトバがしみ込んでいく。これこそが希望というものだ。

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感動の映画が終わっても、席を立つ人はほとんどいない。「さとの母」と慕われる荘保共子さんの講演は是非とも聞きたいよね(#^^#)

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映画の中で「クモ膜下出血」で倒れた荘保さん、大丈夫かいな(>_<)と心配しながら聞き入ったが、「デメキン」というあだ名をいただく女性は見事に復活・・・40年になる活動を紹介。

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「子どもは保護される存在」ではなく、一人の人間として人権を尊重されなければならない・・・成長しなければならないのは社会の方なのだ。

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20歳のころ、釜ヶ崎にボランティアとして飛び込んで以来、ライフワークになった「子どもの里」・・・「私は子どもたちによって育てられました」と。

こんな「子どもの里」のささやかな予算を、あの橋下氏はカット・・・何をするねん(>_<)

バックに流れるSHINGO 西成・・・♪心とフトコロが寒いときこそ胸を張れ! 子どもたちに寄り添うラッパーの歌が眩しい(#^^#)

坂本 洋

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