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2017年6月20日 (火)

猫の手倶楽部のうるさいオヤジって、昔のユースホステルのペアレントみたい?

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大阪府能勢町で、無農薬・有機の米作りをする「猫の手倶楽部」を主宰して29年になる。

子どもが小さかったころ、無農薬野菜の宅配を通じて知り合った農家にお願いして、「除草剤を使うのを止めてもらう代わりに、消費者が田んぼに入って草抜きをし、採れたお米を買い取る」というスタイルを考えた・・・「農家の“猫の手”に!」という趣旨だ。

農薬を使わないことで収量が激減しては農家にとって迷惑・・・そうならないためには草抜きをがんばるしかない。友人たちに呼び掛けて始めた最初のころは、参加者がみなその思いを共有できた。農作業を通じて自然に親しくなり、農家はかけがえのない存在になった。

やがて子どもたちが大きくなり、田んぼでの遊びより友だち付き合いが楽しくなると来なくなり、親たちの足も遠のく。その度に新聞やタウン誌に載せてもらって参加者を募ってきた。

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21世紀になり、「猫の手倶楽部」も高齢化・・・メンバーも減って存続の危機に陥ったのだが、近年若いファミリーの参加が激増した。

特に宣伝もしないのに、ホームページを見ての問い合わせが増え、100人以上がずらーーーっと並んで一斉に田植えをするという壮観な光景が出現。余りの多さに、昨年は申し込みをお断りすることにも・・・。

Googleの検索が進歩し、スマホで探せば猫の手倶楽部がヒット・・・「面白そう!」となればLINEでお友だち誘って参加・・・ということか。

田んぼがカラフルになり、子どもたちが網を振り回して畦道を走り回るのは見ていて微笑ましい光景なのだが・・・主宰者としては複雑な思いも。

猫の手倶楽部はビジネスモデルではない。ゆるーーーいつながりだけで成り立っている。草抜きへの参加はあくまで努力義務であり、がんばったファミリーだけでなく、あまり来れなかったファミリーも新米を購入することは可能。

農家に対するリスペクト・・・尊敬の思いが根本にあれば、自由の中にも自ずとモチベーションは上がる。「能力に応じて働き、必要に応じて得る」・・・タイムカードや査定ではない私たちの「働き方改革」のつもりなのだが・・・。

そんな話をするのが、作業の後のランチタイムだった。ウザがられながらもみなさんに趣旨を説明する私って、かってのユースホステルのペアレントのようなもの?(笑)

しかし、最近参加の若いファミリーはドライな人たちが多い。午前中の作業が終われば、ランチを一緒にせずに帰ってしまう・・・これではオヤジの出番はないのだ(>_<)

まぁ、そういう時代だから仕方がないが、少し寂しいね。

今年で70歳になる私、次世代に引き継いで引退する潮時ということなんだろうね(#^^#)

坂本 洋

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