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2018年8月31日 (金)

分からないまま、とりあえず廃炉をスタートさせた高速増殖炉もんじゅ

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廃炉が決まった高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で30日、炉内外にある核燃料を取り出す作業が始まった。準備段階で機器のトラブルが相次ぎ、当初の7月開始予定から1カ月遅れで、30年に及ぶ本格的な廃炉作業に入った。

【高速増殖原型炉もんじゅ】

プルトニウムとウランの混合酸化物(MOX)を燃料に、発電しながら消費する以上のプルトニウムを生み出すことを狙った原子炉。

核燃料サイクルの中核に位置付けられて1994年に運転開始したが、95年に2次冷却系の液体ナトリウムが漏れる事故を起こして運転を長期間、停止。その後も機器の点検漏れなど不祥事が続き、本来の目的を果たせないまま2016年に政府が廃炉を決めた。稼働実績は250日だった。

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この日は、ナトリウムで満たされた燃料プールから棒状の燃料1体(全長4.2メートル、幅10センチ)を取り出して洗浄し、容器に密閉して水の燃料プールに移す。順調に進めば、夜には初日の作業を終える予定。今後は1日に1体のペースで同様の作業を続け、年内に100体を取り出す。炉心の燃料をナトリウムの燃料プールへ移す作業は来年度以降を予定している。

廃炉は4段階に分けて実施される。規制委が認可しているのは22年度までの第1段階のみで、燃料に直接触れるナトリウムの抜き取りなど第2段階以降の具体的な計画は未定だ。原子力機構は改めて規制委に計画を申請する方針。廃炉費用は3750億円を見込む。

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廃炉作業がスタートするのに合わせ、責任者が訓示を述べていたが、聞いている作業員の顔は暗かったなぁ~(>_<) 夢が破れて、その後始末を担わせられるわけだが・・・なにしろ初めてのことで、理論も実践も無い中で極めて危険な作業を延々と30年(?)に亘り続けなければならないんだから・・・。

更に、取り出した燃料棒や、放射能を帯びたナトリウムの処理どころか、置き場さえ決まっていない。福井県にすれば、国の計画に協力してきたのに破たんしたのだから、当然県外に持っていけというわけだ。

遅きに失したとはいえ、もんじゅ廃炉は正しい決定。しかし、廃炉という後退戦もイバラの道だ。福島原発事故で明らかになったように、原子力は人類には制御不能。それにもかかわらず、再稼働や建設再開、さらには原発輸出に突き進む安倍政権・・・無理心中はお断りだ(>_<)

坂本 洋

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