コロナ禍で働く介護スタッフに慰労金が支給されるらしい
パートで送迎ドライバーをしている高齢者通所施設から渡された会報に、新型コロナ禍で感染リスクに晒されながら働いているスタッフに慰労金が支給されるという記事が載っていた。一人5万円が、大阪府と豊中市を通じて配られるという内容。
医療従事者は元より、緊急事態宣言下でもデイサービス・デイケアは休まず営業を継続していた。学校が休みになり、店やイベントが軒並み休業・中止を迫られる中でも通常営業・・・園内でクラスターが発生したらどうするのか心配だが、休むと要介護高齢者の居場所がなくなるので、感染予防対策を徹底しつつ開いてきたわけだ。
幸い今のところ園内感染は発生していない(らしい)が、ケアの現場はリモートとは真逆で、トイレ・風呂・食事介助など全てが密閉・密集・密着の三密そのもの・・・ひやひゃものだ(-_-;) そんな危険と背中合わせの職場で働くヘルパーさんたちの給料は一般労働者の平均より月額で10万円も低い状態がずうーーーーっと続いている。シングルマザーも驚くほど多い。そんな彼女・彼らへの支援金支給は、少なすぎる遅すぎるとはいえ結構なことだ。
「坂本さんはもう申請書出しましたか?」・・・仕事前にうとうとしていたら、親しい同僚が支援金の話をしてきた。「わしはもう書きましたでぇ~5万円!」と。「あれは正職だけちゃうのん? 俺らパートは関係ないやろ」と返したが、我々にも支給されるのだと・・・。
まあ、パートのドライバーとはいえ、利用者の車いすを扱い、時には介助もする。しかも車内は密閉空間・・・感染させたりしたりする危険性は十二分にあるわけだ。毎朝検温し、車内をアルコール消毒し、マスクを着用と、それなりの感染予防に努めているのだから遠慮はいらんかな?
しかし、いつまで続くぬかるみぞ・・・(>_<)
坂本 洋
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