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2020年8月14日 (金)

酷暑の中で一気読み いまモリッシーを聴くということ

Morrissey

図書館で何気なく本を探していて、著者の名前に魅かれて借りたのがこの本。「いまモリッシーを聴くということ」:ブレイディみかこ著

以前に連れ合いに勧められ、「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読み、繊細でしなやかでフェアネスな少年を生き生きと描いた作品が素晴らしかったので、「なんか分からんけど面白そうかな?」と借りてきた。

本の内容は、英国のモリッシーというミュージシャンを、時代背景の中で作品を通じて著者が思い入れたっぷりに解説していくもの・・・この本を読むまで私はモリッシーという名前は聞いたことがなく、彼のデビューのバンド名「The Smiths」も全く知らなかった。恥ずかしながらといいたいところだが、世代が違うのでクイーンもモリッシーも知らなくても仕方ない? でもそれなりに英米音楽に親しんできたオッサンとしてはちょっと・・・ね(^^;)

時代は1980年代、イギリスではサッチャー政権の新自由主義が猛威を振るい、「揺りかごから墓場まで」といわれた福祉社会が崩壊し、格差の拡大と下層階級の固定化、更には北アイルランド問題でテロが頻発するという深刻な対立が進行しつつあった。

そんな中、労働者階級や移民など下層階級の若者たちの心を捉えたシンボルがモリッシーだったという。動物虐待に反対する立場から菜食主義を貫き、サッチャー首相を徹底的に批判する歌詞はたちまちにして若者たちに熱狂的に支持された。

今の時代は便利に出来ていて、スマホのYutubeでモリッシーの演奏を聴くことができる。ブレイディさんのように英語が堪能でなければ、スラングの塊のようなパンク音楽を理解することはほとんど不可能だが、対訳付きの演奏もあり、私にもその片鱗は理解できるのが有難い。

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エアコンの無い蒸し風呂のような家で、ベッドに寝転んで一気に読み切ってしまった。モリッシーのCD解説本なのだが、聴いたこともなかった私のような読者を熱くして読ませてしまう・・・豊かな素養と文章力で、門外漢の読者をも虜にしてしまう・・・彼女の才能もホント素晴らしいね(^-^;

本の余韻を楽しみながら夕食の用意。昨夜は餃子を作った。

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暑さで食欲もなくなるこの頃、生ビールと餃子は最高やね( ̄▽ ̄)

坂本 洋

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